ロードバイクのパーツをカスタマイズするポイント ペダルなどの購入は在庫豊富なネット店舗もおすすめ!

ロードバイクを自分好みにカスタマイズしたいという気持ちは、ロードバイクを愛用している方なら誰しもお持ちなのではないでしょうか。しかし一口にカスタマイズといってもどんな風にロードバイクをカスタマイズしたいのか、その目的によって選ぶパーツや方法は変わってきます。

例えば見た目をかっこよくしたい場合は、おしゃれなパーツや色を選ぶ必要がありますし、スピードをもっとアップしたいという場合はそれが叶うパーツを選ばなければなりません。乗り心地をよくしたいという場合には快適になるパーツを選ぶ必要があるでしょう。今回はロードバイクのパーツをカスタマイズする際のポイントについてご紹介します。

ロードバイクのパーツをカスタマイズする際のポイント

ロードバイクのパーツをカスタマイズする際のポイント

ロードバイクをカスタムする目的は見た目の改善、スピードアップ、快適な走行など理由はいろいろあるでしょう。ここでは目的別にロードバイクをカスタマイズする際のポイントについてご紹介します。

カスタマイズすることにより性能の向上を実感することができるパーツといえば、ホイールです。ご購入時、完成車に取り付けられているホイールはエントリーグレードのものが多く、重量的にも重いものが多いのですが、足回りを軽量なホイールに交換することで漕ぎ出しが軽くなり、巡航性能も高くなる他、乗り心地がよくなり、スピード感や快適さは大きく変わります。

ホイールをアップグレードするにあたって、抑えておいた方がよいポイント

はじめに、自身のバイクがリムブレーキモデルなのか、ディスクブレーキモデルなのかを確認しておきましょう。
構造が違いますので、それぞれに互換性はありません。

では具体的に、どのようにホイールを選んでいくかですが、
①スピードアップ ②快適性 の順で説明していきたいと思います。

スピードアップ

ヒルクライム(登坂)でのスピードアップを図りたい場合、重要なポイントは剛性と軽量性です。

剛性というのは、物体に力が加わった時の【変形しにくさ】です。
強度という意味ではありません。
ホイールには、縦剛性、横剛性、捻じれ剛性があります。
縦剛性というのは振動吸収性に関わります。
横剛性というのは、力がかかったときに横に振れるかどうかです。
捻じれ剛性というのは力がかかったときにホイールはハブ(中心軸)が捻じれるような動きをします。
それに伴って動くホイールのズレのようなもの。

つまり、剛性が高いホイールという場合、ホイールに力がかかっても変形量が少ないホイールということになります。
剛性が低いホイールの場合、力をかけると大きく変形してしまいます。
変形しているという事は、どこからかエネルギーが供給されている状態です。
何の力の影響もなしに物体は変形しません。
それがどこから賄われるかと言うと、バイク+ライダーの重量(位置エネルギー)と前進させる為の運動エネルギーです。
乗り手がクランクを回して発生させた運動エネルギーの一部が、ホイールの変形にあてがわれます。

頑張っているのに、進まない。となるわけです。
とりわけ登坂は、限られた体力を上手に割り振って使う事が重要となりますので、剛性の高いホイールが有効なのです。

軽量性は登坂以外のシチュエーションでも重要ですが、登坂では更に重要なポイントです。
重力に逆らいながら進むヒルクライムでは、少しでも軽いほうが有利です。
急斜面では、ペダルを踏みこむたびに加速・減速を繰り返すことになるため、
ホイールの慣性モーメントが小さい=軽いことが重要です。

登坂においては時速が遅い為に、空気抵抗削減による恩恵は少ないので(ない訳ではないですが)
リムハイトはそこまで必要ではありません。重量を優先してセレクトしましょう。
リムハイトの低いホイールをロープロファイルと呼んだりします。
ロープロファイルのメリット・デメリットとしては

〇軽量に仕上がる為、登坂と加速がよい。
〇カーボンを使わなくてもよい場合が多いので比較的安価
×加速の早いものは減速も早く、速度を維持する為には足を動かし続ける必要があり、足を休める事が出来ません。
×軽いリムの剛性を補う為にスポーク本数が多く、空気抵抗が増す。

このような特徴があります、山岳コースに必要なポイントをクリアすると、平坦コースでのパフォーマンスが落ちます。
相反する要素ですので、万能なホイールというのは実現するのが難しいのですが、それが奥深い部分でもあります。

平坦路でのスピードアップを図りたい場合は、重要なポイントはリムハイトと剛性、次点で軽量性です。
リムハイト(リムの高さ)で何が変わるかというと、平坦での高速走行&速度の維持が楽になります。
リムハイトの高いホイールをディープリムと呼びます。
同じようにメリット、デメリットを箇条書きしていくと

〇高いリムと、それに伴う短いスポークは空気抵抗の削減になり、リムハイトの低いホイールに比べて
空気抵抗に抗う為に必要なパワーをセーブできる。
〇リム自体の剛性が高く、スポーク本数を減らすことができる、上記のメリットに繋がる。
〇慣性モーメント大きい(外周部が重い)ので、速度の維持が楽。
×カーボン以外で作ると重すぎるので必然的に高価。
×どうしてもある程度重くなりますのでので、登り基調のコースには向かない。
×横風に弱いので、強風の日は使用を控えたほうが良い。

ロープロファイルと逆で、平坦に必要なポイントを重視すると、登坂でのパフォーマンスが落ちます。
この2つの中間である、ミッドプロファイル等と呼ばれる中間的なホイールもあります。
それぞれに特化したホイールに専門分野では敵いませんが
どんなシーンでも満遍なく使えますので、万人に扱いやすく人気があります。
一般的には、

・20㎜~25㎜をロープロファイル 登り基調のコース最適
・30㎜~40㎜をミッドプロファイル 起伏の多いコースに最適
・40㎜~60㎜をディープリム 平坦基調のコースに最適
・60㎜以上 タイムトライアルに最適 

こういったところでしょうか

快適性について

剛性の高いホイールはどうしても乗り心地が悪くなってしまう側面があります。
速度を求めると言うよりも、距離を乗りたいロングライド派の方の場合は剛性の高すぎない
ロープロファイル、ミッドプロファイルをオススメしますが、ロープロファイルにも剛性の高いもの
ディープリムでもそこまで剛性の高くないものなどもあり、見た目の印象だけでは判断の難しい
ホイールもありますので、スタッフまでご質問下さい。

使いたいタイヤシステムが決まっている場合はそれが対応しているか確認しておきます。
タイヤの種類は大きく分けて、【クリンチャー】 【チューブラー】 【チューブレス】の3種類です。
それぞれにメリット、デメリットが存在しますので、自分のライフスタイルに合うものを選びましょう。
3種の特徴については別途こちらのページ(⑩にリンク貼る)にて解説しておりますので、御覧下さい。

また、装着するバイクのフレームが、どの程度の太さのタイヤを想定して作られたフレームなのかを確認しましょう。
近年のホイールは25㎜幅のタイヤが下限として設計されている物が多いのですが、クラシカルなフレームですと23㎜以上の
タイヤを使う事が出来ないフレームもあります。タイヤがフレームに接触してしまうためです。
どの程度の太さのタイヤまで装着ができるかの確認は、カタログ上に記載のある場合もありますが、情報の無い場合もありますので
スタッフまでご質問下さい。

続いて、後ろのギアが何枚あるか数えて下さい、8速~12速のいずれかの場合が多いと思います。
ホイールによっては〇速専用、といったものもあります。
変速機のメーカーも確認しておきましょう。
例えばですが、シマノ用のフリーボディにカンパニョーロのスプロケット(後ろのギアの山)は付きません。

性能面での話が続きましたが、走行性能だけが必ずしも正義という訳ではありません。
見た目も性能の一つです。デザインの好みで決めてしまっても全く問題ないと思います。
「早くするか」「お洒落にするか」は悩ましいところではありますが、両立させる事も可能ではないでしょうか
高性能な製品は細部の作りこみも美しく、装着したバイクの美観を一段階引き上げてくれます。

実店舗では、常時50p以上のホイールを展示・在庫いたしておりますので、ご要望等スタッフまでご相談くだい。

その他でカスタマイズすることによってスピードアップが期待できるパーツは、ペダルです。ペダルをビンディングペダルに変え、ビンディングシューズといわれる専用のシューズに裏面にクリートと言う止め具を付け、ペダルとシューズが固定することで、踏み込む力だけでなく、引き足と呼ばれる、足を引く際の力も利用できますので、ペダリングが楽になり、結果スピードが出やすくなります。
ペダルをビンディングペダルに変えることで、効率よくペダルを回すことができる為、ロングライドも疲れにくく、変化を体感しやすい点でいうと、アップグレードとしてはおすすめです。

ビンディングシューズは大きく分けると”歩くことも考えた”オフロード(未舗装路)向けのペダルと、
”歩きにくいがダイレクトに力が伝わる”ロード(舗装路)向けの2種類となります。
オフロード向きのシューズにはスニーカーのようにソールが作られており、クリートがソールの中に埋め込むように装着
される為、歩行しやすいという特徴があり、オンロードで使用される方もいますので、一概にオフロード専用と言う訳でもありませんが
ロード向けのシューズは、ペダルへのパワー伝達効率を重視した面の広いクリートを取り付ける為、クリートは大きく
張り出し、歩行はやや困難です。オフロードでの使用は推奨されません。
ビンディングペダルも基本的にはそれぞれの専用品を用意する必要があります。

ビンディングシューズ、ペダル、クリートはセットで考える必要があります。
3つの規格が揃っていないと取付ける事はできません。
ペダルの固定方式はクリートとセットになりますので、同じペダルメーカーでも種類の違うクリートとの互換性はありません。
例) シマノのオフロード向け規格”SPD”のペダルにシマノのオンロード向け規格”SPD-SL”のクリートは合いませんし、
”SPD”規格のシューズに”SPD-SLのクリート”も合いません。(両方に対応したシューズも0ではありませんが)

実店舗では100足以上のシューズ、主要メーカーのペダルを在庫いたしておりますので、フィッティング含め、スタッフまでご相談ください。

快適な走行

ロードバイクの快適性や乗り心地で重要になるパーツといえば、やはりサドルでしょうか。ロードバイクに乗る際、体重の大半を預けるのがサドルであり、ロングライドとなるとお尻にもかなりの負担がかかります。そのため、カスタマイズする前にしっかりとサドルポジションや現在使用しているサドルの形状を確認しておくことが大切です。サドルには、尿道の圧迫を軽減する穴あきタイプや前乗りが可能なショートノーズタイプなど、形状も様々です。

サドルを選ぶにあたってのポイントとして
サドル幅は、座骨の幅に合わせるのが基本です、骨盤の安定性と快適性に密接にかかわっているからです。
座る面は、サドルを横から見て、フラットかウェーブがあるかで分かれます、フラットな物は前後の移動がしやすく。
ウェーブがある物は骨盤を支えてくれるので安定感が増します。

形状も、前後から見て鞍のような丸みを帯びているか、フラットかの違いもあります。
痛みや違和感に関しては、個人差が大きく、丸みを帯びている座面の方が分圧されて乗りやすいと
感じる人もいる一方、座面が丸いとパイプに座っているようで局所的に痛いという方もいます。

穴が開いている物は、尿道を圧迫しませんが、座骨に干渉する場合があります。
幅、形状、穴の有無はそれぞれに分けて考えなければなりませんので、その人にとってのベストなサドルというのは、
色々なサドルを使ってみないと見えてきません。
(いきなりベストを引く可能性も、もちろんあるのですが、結局のところ比較対象がないとベストかどうかの判断が出来ません。)
あれこれと試してみるのも醍醐味の一つではありますが、不経済ですので
実店舗では、サドルのレンタル(※)も行っており、ご購入前に実際にお試しいただくことも可能です。
(※)サドルレンタルにはデポジットが必要となります。レンタル方法・レンタル可能なサドルにつきましては店舗スタッフまでお問い合わせください。

また乗り心地に直結するパーツでいえば、地面と常に接しているタイヤでしょうか。ロードバイクに限定すれば、エアーボリュームが多い25Cや28Cなどの太めのタイヤが主流となっています。タイヤをアップグレードすると、一般的には転がり抵抗が少なくなる他、足回りの重量も軽くなることで、より軽快・快適な走行が可能となります。
タイヤに関しては、他の項目にも詳しい説明がございますので、是非ご覧ください。

実店舗では常時2OO本以上のタイヤを展示・在庫いたしております。サイズ含め、細かな違い等スタッフまでご相談ください。

ペダルなどロードバイクのパーツを購入するなら在庫や品揃えが豊富なインターネット店舗も便利!

ペダルなどロードバイクのパーツを購入するなら在庫や品揃えが豊富なインターネット店舗も便利!

ロードバイクをカスタマイズする場合、どのような目的かによって選ぶパーツや方法が変わってきます。また、パーツを購入する場合、実際に店舗を訪れて現物を確認することも大切ですが、サイズや規格等がわかっている場合はインターネット店舗を利用すると便利です。

UEMURA CYCLE PARTSには、住之江本店をはじめ梅田店、福岡店といった実店舗だけでなくインターネット店もあります。ジオスのロードバイク・クロスバイクをはじめ、各ブランドの完成車・パーツ・ウェアを豊富に取り扱っております。実店舗のお近くにお住まいの方もそうでない方も、在庫が豊富なUEMURA CYCLE PARTSを併せてご利用ください。

サイクルショップで完成車のロードバイクやサイクルパーツを販売!

住之江本店

住之江本店からのお知らせ

 

店舗名 ウエムラサイクルパーツ 住之江本店
住所 〒559-0007
大阪市住之江区粉浜西2-7-7
営業時間 平日 / 10:30-20:00
[日・祝日 / 10:30-19:30 ]
定休日 毎週火・水曜日
電話 06-6671-4402
最寄駅 粉浜駅下車徒歩5分 [南海電車]
玉出駅下車徒歩10分[地下鉄四つ橋線]
住吉駅下車徒歩10分 [阪堺電軌]
住吉公園駅徒歩10分 [阪堺電軌]
駐車場 申し訳ございませんが駐車場はございません。
※お客様専用の自転車・2輪車の駐輪場はございますのでご活用下さい。

梅田店

梅田店からのお知らせ

 

店舗名 ウエムラサイクルパーツ 梅田店
住所 〒530-0057
大阪市北区曾根崎2-2-15
KDX東梅田ビル1階
営業時間 平日 / 11:00-20:30
[日・祝日 / 11:00-20:00 ]
定休日 年末年始まで無休で営業予定
電話 06-7711-4402
最寄駅 梅田駅下車徒歩8分 [御堂筋線]
東梅田駅下車徒歩5分[谷町線]
西梅田駅下車徒歩10分 [四つ橋線]
駐車場 申し訳ございませんが駐車場はございません。

福岡店

福岡店からのお知らせ

 

店舗名 ウエムラサイクルパーツ 福岡店
住所 〒812-0011
福岡市博多区博多駅前1-5-1
ヒューリック博多1F
営業時間 平日 / 11:00-20:30
[日・祝日 / 11:00-20:00 ]
定休日 毎週火曜日・年末年始
電話 092-686-4403
最寄駅 祇園駅下車(1P出口)徒歩1分
[地下鉄空港線]
博多駅下車(博多口)徒歩8分
[JR鹿児島線]
駐車場 申し訳ございませんが駐車場はございません。

インターネット店

お知らせ

ウエムラサイクルパーツは、ロードバイクやマウンテンバイク、ピストバイクまで日本最大級の品揃えにてみなさまをお出迎えいたします。

URL https://uemura-cycle.com
店舗名 ウエムラサイクルパーツ インターネット店
住所 〒559-0007
大阪市住之江区粉浜西2-7-7-2F
営業時間 平日 / 10:30-20:00
定休日 当店カレンダー通りです。(ご注文は24時間お受け致しております)
お問い合わせ 商品・ご注文に関するお問い合わせは、「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。