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3つの種類から選ぼう

ロードバイク用のタイヤには、クリンチャー、チューブレス、チューブラーの3種類があります。クリンチャーは最もよく使われるタイヤで、低価格でパンク修理も簡単です。チューブレスは、性能がよく乗り心地の軽さが特徴。チューブラーはしなやかな乗り心地や、高圧を入れることが可能なので決戦用やレース用として使用されることが多いです。

ロードクリンチャーの種類はこちら

サイズを選ぶ

ロードバイク用のタイヤのサイズは、主に23Cと25Cが使われます。細めの23Cは、軽いのが特徴で、ヒルクライムに挑戦する際にはおすすめです。長距離を走る場合は、太めで安定性の高い25Cがよいでしょう。25Cより太いタイヤは、段差や荒れ地でも安定した走行が期待でき、舗装された道だけでなく、様々な道を走りたい方におすすめです。

使い方によって異なる性質のタイヤを選ぼう

ロードバイクをどのように使うかでも、タイヤの選び方は異なります。日常的に様々なシーンで使う場合には、走行性能と耐久性のバランスが取れて使い勝手のよいオールラウンドがおすすめです。レースで使うには、軽くてスピード重視のタイヤを選びましょう。通勤や通学など、年間を通して雨天時などにも使いたい場合は、グリップ力重視で選ぶと路面が濡れていても滑りにくいのでおすすめです。

太さで選ぶ

一般的には28Cのサイズが使われますが、好みや使い方によって、23～35Cまで選ぶこともできます。細いタイヤは路面から受ける抵抗が少なく、走行が軽いのが特徴で、加速力に優れます。太いタイヤは接地面積が大きくなり、より安定性が高く、地面からの衝撃や振動を軽減し乗り心地もいいです。

トレッドパターンで選ぶ

タイヤの溝をトレッドといいますが、トレッドがないのがスリックタイヤで、あるのがオールコンディションタイヤです。主に溝があって安定感のあるオールコンディションタイヤが使われることが多いのですが、溝のないスリックタイヤは滑りそうに見えて、実はタイヤのモデルやしなやかさによっては滑りにくいモデルもあります。通勤や通学用におすすめです。

ゴムの硬さで選ぶ

タイヤには、硬めのゴムが使われているものと柔らかめのゴムが使われているものがあります。硬めのゴムは削れにくく長持ちしますが、コーナリングのときのグリップ力にやや劣ってしまうのが特徴です。柔らかいゴムだと削れやすいですが、安定性が高くグリップ力も抜群です。

TPI（タイヤの繊維密度）で選ぶ

TPIは数値で表され、数値が大きいほど密度が高く、価格も高くなります。タイヤの繊維密度が高いと、衝撃を吸収しやすく乗り心地がよくなるのです。