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剛性と快適性を兼ね備えた軽量オールラウンダー
RIDLEYが誇る軽量オールラウンダーとしてプロ選手たちの走りを支えているモデルです。 Heliumの開発は2007年、カデル・エヴァンスがツール・ド・フランスで勝つためのクライマーバイクを求め、RIDLEYの研究開発エンジニアに軽量かつ高剛性のフレームを依頼したことがはじまりでした。 フレーム素材には、剛性と重量を考え弾性率の異なる60T/40T/30T HMカーボンを適材適所にレイアップし、精密なレイアップコントロールが可能な細身のラウンドチューブ形状を採用することで、軽量かつ高剛性のフレームが完成。剛性が必要なヘッドチューブやBBエリアは大口径とし、ダウンチューブはヘッドチューブ側からBBエリアに向けて縦方向から横方向に変形するテーパー形状を採用することで、適所に必要な剛性を与えました。極細ストレート形状のフロントフォークは、外観とは裏腹に高剛性を実現。ケーブルをフル内蔵できるF-Steererを採用することで空気抵抗の低減と優れたハンドリング性能を得ました。横方向に扁平させ極限までシェイプされたシートステー、左右非対称のチェーンステーを採用したリアトライアングルは快適性と剛性、反応性のバランスを最適化しています。一見オーソドックスなラウンドチューブ形状でありながらもチューブ内部はとても複雑な構造を採用。横方向の剛性を高めるためのチェーンステー内側の膨らみに垣間見ることができます。